キッチンリフォームを行うときのポイント
2018.02.22更新
キッチンは家の中でも毎日使用する大切な設備です。
特に家族が多い方にとっては利用者の数も使用頻度も多くなるため、リフォームを行うにあたっては単に見栄えを良くするだけでなく、機能性を高めることも考えておかなければなりません。
■キッチンリフォームのポイント
キッチンをリフォームする際、機能面ではどのようなことに注意したら良いのでしょうか。
快適なキッチンにするためにも、特に以下の3つのポイントが重要です。
・動線設計を考えよう
「動線」とは、部屋の内外を行き来するときに通る経路のこと。
動線設計が上手にできていないと、すれ違いにくくなったり、冷蔵庫や収納と調理スペースとの移動が大変なストレスとなってしまいます。
動線設計を行うときは、主要な動線ができるだけ短くなるように気をつけるほか、人と人がすれ違う可能性が高い場所には十分な広さを確保するなどの工夫が必要です。
・収納を確保する
キッチンといえば、シンク、ガスコンロ(またはIHヒーター)を合わせた調理スペースに注目しがちですが、収納スペースを確保することも忘れてはいけません。食器や調理器具、食材など収納すべきものはいくらでもあります。
収納を設置するときは、十分なスペースがあるかどうかを確かめるのはもちろん、収納自体をどこに設置するべきか、配置にも注意しなくてはいけません。例えば、高い位置にある収納はあまり使わない物。近くの収納にはよく使う物を入れる想像をすると、おのずとレイアウトも決まってきます。
・ゴミ箱のスペースを確保しよう
もうひとつ、見落としがちなポイントがゴミ箱のスペースです。
キッチンで料理をすると、必ず大量のゴミが発生してしまいます。しかも、生ゴミや資源ゴミなど、分別して捨てなければならないものもあるため、ゴミ箱には一定のスペースを割かなければなりません。
分別しやすく、一定量のゴミを無理なく貯めておけるようにするばかりでなく、発生したゴミをすぐに捨てられるように使いやすい配置を心がける必要があります。
■キッチンリフォームの費用
一般的なキッチンリフォームでは、どの程度の費用が必要になるのか、タイプ別に大まかな費用をご紹介します。
・I型キッチン
シンクとガスコンロ(IHヒーター)が一直線に並んだ、壁付け式のもっともポピュラーなキッチンです。一般的な商品であれば60~100万円前後が相場です。
・L型キッチン
一部がL字型に折れ曲がって壁付けになっているタイプのキッチンです。
I型よりも動線が短くなり機能的になります。一般的な商品で65~130万円前後が相場です。
・アイランドキッチン
調理スペースが壁から完全に独立したタイプです。
ダイニングにいる家族とのコミュニケーションが取りやすいのが利点ですが、その分作業スペースを広めに取らなければなりません。費用は70~160万円前後となります。
■まとめ
今回ご紹介したように、キッチンのリフォームを行う場合は、デザイン面ばかりでなく、普段使う部屋としての機能面を高めることも考えて実施しなければなりません。
見た目の美しさと使いやすさをどう両立していくか、ぜひサンキホームにご相談ください。