ウッドデッキの基礎知識~素材やお手入れ方法~
2018.01.08更新
戸建住宅、マンションともに、ウッドデッキを取り入れる住まいが増えています。
ホームパーティやガーデニング、くつろぎの場として人気。暮らしを楽しくしてくれるウッドデッキは、これからますます注目されることでしょう。
今回は、基礎知識となる素材やお手入れ方法などをご紹介します。
■ウッドデッキとは
ウッドデッキとは、半戸外空間などに設置する木でつくられたデッキのこと。屋内と繋がるように設置することで、第2のリビングとして使うことができ、開放感のある住まいが実現します。ウッドデッキにテーブルやチェアを置けば、ホームパーティやバーベキューを楽しめるスペースにも。趣味の場として、子どもの遊び場としてなど、屋内ではできない楽しみ方が広がります。設置の際には、キッチンから食事を運ぶ動線や、趣味の道具を運ぶ動線も含めてイメージしておくと良いでしょう。
■ウッドデッキの素材
ウッドデッキは、その名のとおり基本的には木材を使ってつくられます。天然木の優しい風合いは魅力的ですが、腐食やひび割れなどメンテナンスが大変であることも。
そんな中、近年注目されているのが樹脂でつくられた人工木材です。
人工木材は、天候による色褪せや腐食などが防げたり、耐久性に優れていたりとメンテナンスが楽である点が魅力。デザインや色も豊富で、価格帯もリーズナブルなものが揃っているため、気軽にウッドデッキを取り入れたい方にはおすすめです。
■ウッドデッキのお手入れ
天然木のなかには、シロアリや雨水などで腐食してしまうものもあり丁寧なメンテナンスが必要です。しかし、樹脂製の人工木材であれば基本的には、デッキブラシや高圧洗浄機などで苔や汚れを落とせます。
砂埃は放置せず気付いた時にデッキブラシで掃き出し、汚れは拭き取るなどこまめなお手入れがおすすめです。
また、風雨にさらされている木製のウッドデッキは「塗り直し」も大切な作業。
長く愛用するためには、1~2年に1度程度は防虫・防腐塗装を施しておくと安心です。
■まとめ
ウッドデッキがあれば、日々の暮らしがより豊かになります。屋内から繋がる開放的なスペースは、家族団らんの場として活躍することでしょう。戸建住宅を予定中なら、ぜひウッドデッキの設置も検討してみてはいかがでしょうか。