リフォームでオール電化を導入する前に知っておきたい注意点!
2017.10.12更新
リフォームをするとき、「ガスの料金を払わなくてよくなるし、電気代も安くなるらしい。なによりIHが便利そう!」とオール電化に踏み切る人は多いです。ただ、メリットばかり強調されているオール電化にも注意点があります。
オール電化を導入した後に、「こんなはずではなかった…。」を防ぐために、オール電化の注意点をご紹介しましょう。
■オール電化とは?
オール電化とは、「家の熱源すべてを電気で用意できる設備」のことです。ガスコンロの代わりにIHクッキングヒーターを設置し、ガス給湯器の代わりに発電ではなく、ヒートポンプユニットや電気温水器を使います。
ほかにも、発生する熱を溜めておいて暖房に利用したり、電気で暖めた温水を利用して温水式の床暖房を設置したりすることも可能。そんなオール電化のメリットは、大きく分けて4つあります。
・メリット1.月々の固定費が安くなる
ガスを使わないため、ガスの利用料がかかりません。電気代が安い夜間に貯湯を行うので、普段と同じように生活していても電気代が安くなることもポイント。
・メリット2.火事の心配がない
IHクッキングヒーターは、ガスコンロと違って火を使わないため火事が起こりません。子育て中で忙しいパパとママにもうれしい機能です。
・メリット3.災害が起きたときの復旧も早い
過去の大地震では、インフラのなかでもっとも復旧が早かったのは電気でした。オール電化にしておけば、電気さえ復旧すればすぐにいつもの生活を取り戻せます。
・メリット4.お手入れが楽
IHクッキングヒーターは、フラットなデザインなので拭くだけでお掃除完了。料理の後片付けも苦になりません。
■オール電化の注意点
導入すれば、節約できて火事の心配もなく、災害発生時も安心なオール電化にはメリットしかないように感じますね。しかし、最初にお伝えしたようにオール電化にも注意点があります。
・デメリット1.導入コストが高い
オール電化にするためには、機器の購入と設備の入れ替えで安くても50万円前後かかります。月々の安くなる金額と秤にかけて、最終的にどの程度安くなるのかを考える必要があります。
・デメリット2.昼間に使う電気が多い家庭だと効果が薄いことも
オール電化の電気料金が安いのは、電気代の高い昼間に貯湯をし、電気代が安い夜に電気を使うから。日中に使う電気が多い場合は要注意です。
■まとめ
オール電化の導入は、メリットとデメリットの両方をもっています。ただ、デメリットの多くは信頼できる業者に相談すれば十分に解決可能です。もちろん、当社ではオール電化のご相談も受け付けています。ご自宅にオール電化を導入したらどのくらいお得になるのか知るためにも、ぜひお気軽にサンキホームへご相談ください。