新築と中古住宅リフォームを徹底比較! メリット・デメリットは?
2016.10.28更新
人生の中でも高額な買い物であるマイホーム。
住み替えを検討するときにも慎重にならなければいけません。
誰も住んだことがないまっさらな新築がいいのか、価格を抑えた中古住宅をリフォームしたほうがいいのか。購入後、後悔せずに生活できるように、どちらの物件にはどのようなメリットやデメリットがあるのか、調査します。
新築のメリット
まずは、新築物件のメリットを確認していきましょう。
■設備が最新で維持費がかからない
新築に備わっている設備は、すべてが新品で最新です。価格によっては機能がシンプルになることもありますが、床暖房でストーブいらずだったり、ボタンひとつでお風呂を沸かしたり自動で追い炊きしてくれるフルオートバスなど、便利な最新機能が設備されているところもあります。火を使用しないIHクッキングヒーターも魅力的ですね。最新設備のため、修理などの維持費が住み始めてから数年はかからないことが多いようです。
■設備や間取りを自分好みにできる
注文住宅の場合には、すべてを自分好みのこだわりの家にすることもできます。どのような間取りにするのか、設備にするのか、家族の構成に合わせて、壁の色から部屋の数まで自分の思い通りにすることが可能です。
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新築のデメリット
では新築物件のデメリットとはなんなのでしょうか。
購入費用が高い
もちろん価格差はありますが、中古よりも物件価格が高い場合がほとんどです。多くの場合で、長期のローンを組むことが考えられます。
物件が少ない
さらに、新築は戸数が少ないため、自分が引っ越したいタイミングで、引っ越したい場所に新築のお気に入りの物件が見つからないこともあります。
消費税がかかる
個人から買い取る中古住宅には消費税はかかりませんが、新築には建物に消費税がかかります。
中古住宅をリフォームするメリット
続いて、中古住宅をリフォームするメリットを紹介します。
■費用が抑えられる
新築物件と同様の立地や間取りでも、中古であればだいたい2~5割程度は安く購入することができます。築年数が長ければ長いほど建物の価値はなくなるので、ほぼ土地代だけとなってしまう場合も。
■住んでいるイメージをしやすい
すでに建物があるので、内覧することで自分が住んでいる様子をしっかりイメージすることができます。
中古住宅をリフォームするデメリット
では、中古住宅をリフォームするデメリットとはなんなのでしょうか。
設備が古い
どんどん電化製品が進化しているため、建設当時では最新だったものが、現在では古くなっているケースがあります。また、誰かが住んでいた分、新築に比べ壁や床が劣化しているところもあるでしょう。そのため修繕費や維持費が発生する場合があります。しかしリフォームすることで、費用を安くおさえながらも新築と同じくらい住みやすい物件になります。
仲介手数料がかかる
不動産会社を仲介した場合には、仲介手数料がかかります。仲介手数料は、消費税の対象となりますので、気を付けてください。
⇒リフォームのための中古住宅を選ぶときのポイント!
最後に、中古住宅をリフォームすると考えたうえで大切なポイントを紹介します。
築浅物件では特に問題になりませんが、築年数によっては耐震基準を満たしていないものがあります。特に、大きく耐震基準が改正された1981年以前の物件は注意が必要です。また、平成11年に定められた次世代省エネルギー基準に対応した断熱性能となっているか、24時間換気システムが設置されているかなど、ほかにも確認すべきポイントがあります。ただし、もしもそれらが備わっていなくても、リフォームをする段階で新築物件と同様の設備に整備できます。
このように、新築と中古住宅、それぞれにメリットとデメリットがあることがわかります。住まい選びはあわてずに検討を重ね、自分好みの物件を見つけることが大切。家族構成やライフスタイルによって最終的な需要が異なりますのでしっかりと見極めて判断いたしましょう。いずれにせよ、建物完成後にはきっと充実した日々が待っていると思いますよ。
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