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エクステリア・リフォームコラム

住まいを彩る「住空間のインテリア」~選び方とセンスよく飾るコツ~

2019.10.26更新

シンプルなお部屋がお好みでも、自分らしさを少しプラスするだけで今よりもっと素敵な空間づくりが叶います。

今回は、住まいを彩る住空間のインテリアたちをご紹介します。

選び方のポイント、飾り方のコツなどチェックしてみてくださいね。

 

インテリアディスプレイにこだわれば、お家がもっと好きになる

住まいに楽しさをもたらし、自分らしさを演出することで居心地の良い空間を生み出すインテリアディスプレイ。

取り入れてみたいけれど、何をどうやって飾れば良いのかわからない…という方も多いのではないでしょうか。

 

センスが問われるため難しいと思われがちですが、アイテムを選ぶポイントや飾るコツを知っておけば、誰でも上手に取り入れることができますよ。

 

気軽にトライしやすいのは、インテリアグリーンやアート、雑貨など。

お気に入りをいくつか組み合わせてプラスすることで、住空間に温かみや心地良さをもたらします。

 

自分らしいインテリアに囲まれれば、今よりもっとお家にいる時間が好きになるはず。

今回は、シンプルなインテリアが好き、という方にこそぜひ取り入れてもらいたい「住空間を彩るインテリアたち」とその飾り方をご紹介します。

 

シンプルなお部屋にプラスしたい。住空間のインテリアのアイデア

・住空間のインテリアのアイデア:アートや写真

お気に入りのアート作品や写真が見つかったら、フレームに入れてギャラリーのように飾ってみませんか?

 

お部屋にクラス感をもたらすアイテムが「アート」。

シンプルな壁にプラスするだけで、個性的なウォールデコレーションを楽しめます。選び方に悩んだら、基調にする「カラー」を意識してみてください。

 

例えば、モノトーンをベースにするとモダンでシックに、カラフルなアイテムを選べば楽しくPOPなイメージに仕上がります。

 

センスの良い飾り方がわからない、という方もポイントさえつかめば難しいことはありません。まず、アートはフレームに入れましょう。

そのまま飾るよりもラグジュアリーで印象的なディスプレイになります。

カジュアルな雰囲気のアートなら細めのフレームを、重厚感を演出したいならどっしりとしたフレームを選ぶと良いでしょう。

 

大きさの違うアートを複数飾る場合は、フレームのデザインや色を統一するとまとまりのあるディスプレイに仕上がります。

左右対称(シンメトリー)に飾ればクラシカルに、左右非対称(アシンメトリー)に飾れば遊び心のある個性的な雰囲気を演出できますよ。

 

アートを取り入れることで、より豊かな暮らしの風景に。シンプルにまとめたインテリアにこそ、アートが際立ちます。まずは空間をすっきりさせることから始めてみてくださいね。

 

・住空間のインテリアのアイデア:ディスプレイ雑貨        

インテリアに楽しさを添えてくれるディスプレイ雑貨。

素材やカラーに統一感を持たせれば、インテリアになじみセンスよく仕上がります。

 

ナチュラルテイストのインテリアがお好みなら、動物モチーフや植物モチーフのオブジェがおすすめ。癒される可愛らしい姿で心和ませてくれます。

 

ブルックリンインテリアなどクールなインテリアがお好みの方は、アルファベットモチーフやスチールなど無機質素材でつくられた雑貨を取り入れてみてはいかがでしょうか?クールな魅力がプラスされ、雰囲気のあるディスプレイに仕上がります。

 

また特別に買い揃えなくても、身近にあるモノが素敵なディスプレイ雑貨として活躍してくれます。

例えば、海外製スイーツや紅茶のパッケージ、洋書などをチェストにまとめて飾ったり、ニッチ(壁の一部を凹ませた部分)などに並べたりすれば、どこかクラシカルで品のあるディスプレイに。

 

思い思いの品を自由な発想で飾れば、何気ない日常の風景が素敵に輝くはずです。

 

・住空間のインテリアのアイデア:モノ・味わいのあるモノ 

真新しい住まいにも、ひとつあるだけで深み演出してくれるのが古いモノ、味わいのあるモノ。

少しくすんだ古い瓶や雑貨などは、インテリアに温かみのある独特のニュアンスを添えてくれます。

奥行きのあるインテリアを目指すなら、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。

 

ペンキがはがれかかったシャビー感のある家具や雑貨も、味のあるおしゃれな空間に導きます。アンティーク調のインテリアがお好み方は、気になるアイテムをDIYしたり少しずつ揃えていったりしてはいかがでしょうか。

 

・住空間のインテリアのアイデア:ファブリックアイテム

シンプルな空間に、さっと敷いたり掛けたりするだけで華やかさを演出してくれるファブリックアイテム。

色鮮やかな布が1枚あれば、さまざまな使い方で住まいを彩ります。

 

何を取り入れたら良いのか迷ったら、ソファカバーやラグ、テーブルクロスなどから始めてみてはいかがでしょうか。シーズンやイベントごとに変えて、季節感を楽しむのも素敵です。

 

寒い季節になったら、インテリアにもあったかファブリックアイテムをプラスすることもおすすめ。

例えば、ブランケットを1枚用意すれば、ソファやチェアにさりげなく掛けておくだけでもおしゃれに仕上がります。

たたんで重ねておけば、無造作に置いていても絵になりますよ。

 

ひざ掛けは、実用的に使えるのはもちろん、インテリアのアクセントとしてディスプレイするのも素敵ですよ。

普段はインテリアに柄物を取り入れるのに抵抗がある方も、季節物のブランケットならトライしやすいのではないでしょうか。

 

・住空間のインテリアのアイデア:「ウォールステッカー」で気軽に模様替え

壁の雰囲気を気軽に変えるなら、ウォールステッカーが便利です。

 

寂しい印象だった壁が、簡単に印象的になるアイテム。

壁に穴を開けたくない場合や、貼り直しをしたい場合にもウォールステッカーがぴったりですよ。

ナチュラルなテイストのものから、モダンなテイストのものまでバリエーションが豊富なので、きっとあなた好みのものが見つかるはずです。

 

・住空間のインテリアのアイデア:インテリア家電

デザイン性のあるインテリア家電は、キッチンに置かれているだけで絵になります。

 

例えば、フォトジェニックなコーヒーメーカーやホットプレート、オーブントースターなどは隠さずインテリアの一部として見せて収納してみましょう。

 

インテリア家電は、スタイリッシュなデザインが魅力。

生活感をおさえたクールな佇まいで、空間のアクセントになります。

キッチンカウンターやキャビネットに飾るように並べれば、クラス感のあるおしゃれなキッチンインテリアが実現しますよ。

 

・住空間のインテリアのアイデア:インテリアグリーン

インテリアグリーンを置くだけで、住まいが瑞々しく心地良い空間に感じられます。

目にも優しくリラックス感を演出してくれるアイテムです。

 

でも、インテリアグリーンをどう飾ったら素敵に見えるのか、悩んだことはありませんか?

植物の種類やサイズによっても変わりますが、基本的には自分が「心地よい」と感じられる場所に配置して良いでしょう。

 

窓辺を好む植物、日陰でも元気に育つ植物とさまざまな種類があるため、置きたい場所の環境に合ったインテリアグリーンを選ぶのがおすすめです。

 

植物はディスプレイ小物とも相性抜群。季節の雑貨などと一緒に飾ったり、お気に入りのグラスや器などを使って飾ったり…難しく考えなくても大丈夫。

高低差をつけて飾れば、より立体的にその美しさを楽しめますよ。

 

どんなインテリアにも調和してくれるインテリアグリーン。お世話できる範囲で少しずつ増やしていきたいですね。

 

「住空間のインテリア」をセンスよく飾るコツは?

・住空間のインテリアをセンスよく飾るコツ:「テーマ」を決めて飾る

住空間を自分らしく素敵に演出するディスプレイ。

上手に飾るコツを知っておくと、理想のインテリアづくりにとても役立ちます。

まずは、「何をテーマにするのか」考えることから始めましょう。

 

季節のイベント、好きな動物、お気に入りのモチーフなど何でも構いません。

テーマに合わせて置くものをセレクトすると、まとまりのあるディスプレイになります。

 

飾る場所がごちゃごちゃとしていたらディスプレイが埋もれてしまいます。

すっきりとしたシンプルなコーナーに整えることが、素敵に仕上げる大切なポイントです。

 

・住空間のインテリアをセンスよく飾るコツ:インテリアやアイテムの「素材を揃える」

住空間のインテリアをお部屋にプラスする時には、ベースになるインテリアと調和することを意識しましょう。

上手にコーディネートするには、内装や家具などと「素材と色」を合わせることが大切です。

 

例えば、パイン材やオーク材など明るい色合いの樹種でつくられた家具に合わせるなら、白やアイボリー、ベージュなどを中心としたナチュラル感溢れるアイテムを選んでみては。

また、アートを飾るフォトフレームなども同素材を意識すると、統一感のあるインテリアが叶います。

 

・住空間のインテリアをセンスよく飾るコツ:インテリアに取り入れる色は「3色以内」に

まとまりのあるディスプレイを目指すなら、取り入れる色の数にも注目してみてください。

美しいインテリアの基本となるのは、色を多用しないまとまりのある空間。

多くても「3色以内」に抑えると上手くいきます。

 

同じ色味で揃える「同系色」は、全体をまとめやすく初心者さんにもおすすめ。

上級者を狙うなら、色を引き立て合う「反対色」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

シアン(青)・マゼンタ(紫がかった赤)・イエロー(黄)の「色の3原色」に中間色を加えた「色相環」をもとにして、反対色(補色)同士を組み合わせると、個性的でセンスよく仕上がります。

他にもトーンを揃えたり、類似色でグラデーションを楽しんだりなど、色の使い方によってインテリアのイメージは膨らみます。

 

また、色にはそれぞれ特徴があり、人への心理効果もさまざまです。

知っておくと、インテリアの色計画に役立ちますよ。

 

・明るく空間を広く見せてくれる「白」

・強さやエネルギーを与えてくれる「赤」

・安心感を演出する「ピンク」

・ハッピーな気分をもたらす「黄」

・穏やかさを感じさせる「緑」

・集中力や判断力を高める「青」

・高貴なエレガントさを感じさせる「紫」

 

楽しく心地良い空間に導いてくれる「色」。

大きく取り入れるのに躊躇してしまう色なら、小さくクッションカバーやインテリア雑貨などでトライしてみてはいかがでしょうか

 

・住空間のインテリアをセンスよく飾るコツ:複数のアイテムを並べて飾る

同種類のアイテムをたくさん飾る場合は、並べて飾るとまとまりのあるディスプレイに仕上がります。

複数の雑貨をカジュアルに飾りたいなら、自由な発想でランダムに並べると個性的でおしゃれな雰囲気に。

 

段数のある飾り棚があるなら、1段ごとに置くものを揃えると統一感が生まれます。

 

・住空間のインテリアをセンスよく飾るコツ:「配置」を意識して飾ろう

テーマに沿って選んだアイテムをより印象的に魅せるなら、意識してほしいのが「配置」です。

 

例えば3つのアイテムがある場合、三角形になるように置く「三角形の配置」を意識することによって、均整がとれた美しいディスプレイに仕上がります。

高級感のある落ち着いた印象のディスプレイがお好みなら、「シンメトリー配置」がおすすめ。

左右対称に飾るシンメトリー配置は、クラシカルで大人の雰囲気を演出します。ディスプレイをする時に、ちょっとだけ意識してみてください。

 

・住空間のインテリアをセンスよく飾るコツ:アイテムは「厳選」して飾る

センスよくディスプレイを仕上げるためには、飾るものを「厳選」することがポイントです。

お気に入りはあれもこれも飾りたくなってしまいますが、そこはぐっと我慢。

テーマに合うモノ、色が調和するモノ、テイストが合っているモノをよく見極めてください。

 

厳選したアイテムたちを空間にゆとりを持たせて配置すると、ギャラリーのように洗練されたディスプレイに。

「余白」を大切にしたディスプレイは、ひとつひとつのアイテムが際立ち空間を印象的に彩ります。

 

まとめ

暮らしの風景をより豊かに楽しくしてくれる住空間のインテリア。

小さなコーナーでもその場所を目にするだけで、ほっと心が和みそうですね。

 

ディスプレイは難しい…と思われがちですが、ちょっとしたコツを押さえれば誰でも素敵に飾ることができます。あなたもぜひ、記事を参考に楽しんでみてください。