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エクステリア・リフォームコラム

防音リフォームで快適に~音に配慮した住まいづくり~

2019.03.22更新

音楽や会話など心地の良いものから、騒音に至るまで私たちの生活には音が溢れています。

快適な住まいづくりには、騒音の侵入を防ぎ室内からも音が漏れないよう配慮が不可欠です。今回は、防音リフォームを取り入れた防音対策についてご紹介します。

床から伝わる音のトラブルはリフォームで解決できるかも

音とは、空気を振動させることで生じる波動現象のこと。

空気中を伝わる音のことを「空気伝搬音」と言い、私たちが普段耳にしているものです。

 

これに対して、振動や衝撃がコンクリート壁や床などを通して空気を振動させ、音として伝えることを「固体伝搬音」と言います。

 

音によるトラブルの中でも、「床から階下に伝わる音」については気になる方が多いのではないでしょうか?

 

特に小さなお子さんのいるご家庭では、走り回る音などが響いて上下階の住人とトラブルにならないか心配になりますよね。

マンションなどでは、管理規約で遮音等級が決められていることがあります。遮音・防音性能のある床材を使用することで音のトラブルが解決できる場合もあるため、必ずチェックしたいところです。

 

飛行機の音が気になる場合

実際に住んでみて気づく騒音の中で「飛行機のジェット音」も気になる音のひとつ。

 

特に近くに空港や基地などがある場合は、日常的に騒音が絶えない状態になります。対策としては、壁の防音だけでなく防音専用のサッシを内窓に入れる、防音カーテンを取り入れることも有効です

 

楽器の音が外に漏れない工夫を

近隣と音のトラブルにならないためにも、楽器を楽しむご家庭では、外に音が漏れない工夫をしましょう。

 

窓の防音はもちろんですが、意外に盲点になりがちなのが、換気ダクトや換気扇などの開口部。それぞれ防音に配慮した製品を使用し、音が外へと伝わらないよう配慮する必要があります。

また、基本的な防音リフォームに加えて、室内の反響を抑えるための吸音材を取り入れるのも効果的。気軽に防音室をつくるなら、遮音シートをグラスウールなどの吸音材ではさんだ「防音壁」を使うのもおすすめです。

 

まとめ

音には、音の高さや大きさ、音色といった3つの要素があり、人はこれらの音を聞き分けて生活しています。

心地良い音をより効果的に聞き取り、騒音となる音をできるだけ防いで心地良い生活を送りたいですね。あなたもぜひ、防音対策を快適な暮らしのヒントにお役立てください。