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エクステリア・リフォームコラム

リノベーションだからできる!~階段スペースの多彩な活用法~

2019.03.15更新

2階建て以上の住まいで、必ず必要になるのが「階段」。

上り下りするだけの場所ですが、リノベーションによって多彩に使い道が広がります。今回は暮らしを豊かにする、階段スペースの活用法をご紹介します。

 

デザインにこだわった階段を住まいの主役に

デザインや設置場所にこだわれば、階段は住まいの主役にもなれます。

 

例えば、横広で腰掛けることもできるデザインにしたり、造形として美しさにこだわったりすることで、階段の家族のお気に入りの場所に。また、廊下にあるイメージが強い階段を、リビングの真ん中に設けることで存在感が高まります。

 

スタイリッシュなデザインがお好みなら、中桁階段(なかげたかいだん)がおすすめ。

階段の踏み板に、支えとなる桁(げた)を結合させた階段は、すっきりとして軽快な印象を与えます。隙間が空いているため圧迫感がなく、リビングなどに設置しても違和感がないのも魅力です。

 

造作棚で収納スペースをプラス

階段下は、デッドスペースになりやすい場所。

 

構造にもよりますが、リノベーションなら造作棚で収納スペースを設けることも可能です。例えば、階段の奥行きを利用して、オープン棚を設置すれば大容量の収納に。ハンガーバーや扉付きにすれば、ウォークインクローゼットにもなります。

 

踊り場に棚を設置すれば読書スペースにも

階段に踊り場がある場合は、棚を設置して読書スペースをつくるのも人気のアイデア。

 

住宅では、階段の高さが4mを超える場合に踊り場を設けることが建築基準法で定められています。踊り場は、使い道が難しいスペースですが、リノベーションで造作棚を設置すれば、階段が家族の読書スペースに変わりそうです。

 

階段下を個室として使う

階段下に広いスペースがある場合は、デスクや収納棚を造作するとちょっとした個室に。

 

小さめの書斎やワークスペース、子どもの勉強スペースにも便利に使えます。スタンドライトやパソコンを置けるよう、コンセントの設置も忘れずに。

 

まとめ

階段は安全性が第一条件です。建築基準法では、1段分の高さは23㎝以下、勾配は30~35度くらいと角度や幅などが決められています。規定に沿って安全面に配慮しつつ、リノベーションによって暮らしにマッチした階段スペースを検討してみてはいかがでしょうか。