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エクステリア・リフォームコラム

いまいちなキッチンと使いやすいキッチンの違いはなにか?!

2018.11.12更新

あなたにとって、使いやすいキッチンとはどんなものでしょうか。最近では、住まいの中心がキッチンというお宅も少なくありません。リノベーションをするなら、料理がはかどる、おしゃれな理想のキッチンを目指したいですね。今回は、使いやすいキッチンといまいちなキッチンの違いをご紹介します。

 

いまいちなキッチンはここが使いにくい?

かつて住宅に多く取り入れられていた、いまいちなキッチンの典型が「独立した1つの部屋」。閉鎖感や圧迫感のある個室キッチンから解放されたいという理由で、リノベーションを考える方も多いのではないでしょうか。最近では、キッチンからリビングなどを眺められる「オープンキッチン」が人気です。

 

独立型のメリットは、生活感の出やすいキッチンが見えないこと。しかし家事動線をふさぐ壁やドアが邪魔になってスムーズに配膳できないなどのお悩みもあります。「料理しやすいだけでなく、家族に手伝ってもらいやすいキッチン」は、開放的で家事動線もスムーズなことがポイントになります。それに今は『見せるキッチン』が主流です。

 

使いやすいキッチンポイント1:家事動線を意識した大容量の収納

大容量のキッチン収納があれば、生活感をおさえすっきりとした空間を保てます。

そこで、来客が多い住まいや、家族が多いご家庭で取り入れているのが「パントリー」です。

パントリーとは、食材や食器などを収納する部屋のこと。十分な収納スペースを備えているため、食材だけでなく調理器具など生活感の出るものをまとめておくことも可能です。調理に関係するものを収納するため、基本的にはキッチンのすぐそばに設置します。

 

使いやすいキッチンを目指すなら、家事動線を意識することがポイント。買い物から帰って食材をしまい、そのまま調理にうつることができるパントリーの配置を検討しましょう。キッチンの使いやすさがグンとアップします。

 

使いやすいキッチンポイント2:キッチンとダイニングを繋げる

キッチンとダイニングを繋げるアイデアも人気。

キッチンで調理した料理を、アツアツのまますぐにダイニングへ運べれば便利ですね。調理から配膳、食事をして片付けまでがスムーズなら、料理を作る人と家族の距離がぐっと近づきます。

 

またキッチンに立つお母さんが、子どもの宿題を見ながら料理することも可能な配置。家族や来客とコミュニケーションをとりやすいキッチンは人気です。キッチン横に設置されたダイニングテーブルは、調理の作業台としても代用できるのも便利ポイントです。

 

使いやすいキッチンポイント3:掃除しやすい環境が整っている

キッチンで最も気になるのが、汚れ。

特に、ワークトップやシンク周りは、飛び散った油や食材などの汚れが気になります。使いやすいキッチンは、掃除のしやすさがポイント。今はデザインだけでなく、「汚れがつきにくい」「掃除がしやすい」等、そういうキッチンが主流です。また、キッチン周りのすべてのものを収納できる大容量の収納があればすっきりとした空間を保てます。

掃除のしやすさは素材選びも大切なポイントです。

ワークトップやシンク内は、汚れの落としやすいステンレス製がおすすめ。より、衛生面を意識するなら特殊な表面加工を施したワークトップもよいでしょう。掃除しやすいキッチンにしておけば、こまめなお手入れも苦になりませんよ。

 

まとめ

使いやすいキッチンがあれば、家族のコミュニケーションも取やすくなり家事もスムーズになりそう。毎日口にするものをつくる大切な場所だからこそ、清潔で美しい空間を目指したいですね。あなたもぜひ、リノベーションの際には参考にしてみてください。