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エクステリア・リフォームコラム

シンボルツリーの選び方~知っておきたいチェックポイントも~

2018.08.13更新

家族の歴史を優しく見守るシンボルツリー。

その名のとおり、住まいのシンボルとして暮らしに寄り添う植栽です。今回は、住まいをより魅力的に見せるシンボルツリーの選び方とおすすめの樹木をご紹介します。

 

建物や外構の雰囲気に合わせて選ぶ

植栽は、建物との調和が大切なポイントです。

外構の中でも住まいを印象づけるシンボルツリーは、建物や外構の雰囲気に合わせて選ぶと失敗が少なくなります。例えば、洋風の建物なら四季を通じて葉が落ちない常緑の樹木がおすすめ。さらに花が咲くものなら華やかな外観にもよく合います。

 

和風の建物なら、松や紅葉する落葉樹など純和風の庭園のような落ち着いた印象の樹木が最適。全体のイメージをまとめてくれる、印象的なシンボルツリーを選びたいですね。

 

樹木の種類と高さを選ぶ

樹木には、一年中葉がついている常緑樹と秋になると葉が落ちる落葉樹があります。1年を通じて目隠しにしたい、美しい緑の葉があった方が良い、という場合は常緑樹がおすすめ。冬には温かな日差しが入るようにしたい、四季を感じたいという場合は落葉樹がおすすめです。

 

また、樹高も好みやニーズに合わせて選びましょう。建物とのバランスや近隣との境界など、どのくらいまで伸びても問題がないかも確認が必要です。種類によってどこまで伸びるか予測ができるため、専門家と相談しながら選ぶのがおすすめです。

 

花や実の有無もポイント

樹木のなかには、美しい花を楽しめるものや食べられる実をつけるものがあります。

シンボルツリーを選ぶときには、目立つ花や実があった方が良いのかも検討しましょう。基本的にはどの樹木も花や実をつけますが、目立たないものも多くあるため、選ぶ条件として外せない方は専門家に伝えておくとスムーズです。

 

おすすめのシンボルツリーはこちら

落葉樹のシンボルツリーのおすすめは、モクレン科のコブシです。春には白く美しい花をたくさんつけ、夏には葉で木陰をつくってくれます。また、紅葉の美しさを楽しむならイロハモミジなども人気です。

常緑樹で人気なのは、涼し気な雰囲気が魅力のシマトネリコ。背が高くなる樹木のため、最低でも3~4mの余裕を持って植えましょう。また、洋風の住まいに良く合うのがオリーブ。クールな色合いと優雅な雰囲気で人気を集めています。

 

まとめ

シンボルツリーを植えると、住まいの顔として建物がぐっと際立つだけでなく、家族の歴史を見守る存在として外構に愛着がわきます。2ⅿ程度の小さなシンボルツリーを植えれば、家族の成長とともに樹木も育っていく楽しさが味わえますよ。ぜひ、外構にシンボルツリーを取り入れてみませんか。