『門まわり』の基本とは?!~こだわりのエクステリアで理想の住まいに~
2018.08.13更新
住まいの第一印象を決める門まわり。エクステリアのなかでも、特にこだわりたい住まいの顔となる部分です。でも一言で門まわりと言っても、どのような構成になっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、門まわりの基本をわかりやすくご紹介します。
門まわりとは
住む人や来客を迎える門まわりは、建物とともに住まいを印象づける場所です。外部とプライベートな部分を分ける、境界としての機能もあるため、見た目の美しさだけでなく防犯面も意識したいところ。それでは早速、門まわりを構成する要素をご紹介していきましょう。
門・門扉の役割と特徴
プライベートな敷地と外部を繋ぐ、門に取り付けられるのが門扉。出入り口であり、防犯面でも重要な役割を持つ要素です。一般的には門柱を立てて門扉を取り付けますが、塀や外壁に丁番を付けて門扉を取り付ける方法もあります。
門扉の素材は、エクステリアのテイストによりさまざま。優しい雰囲気を演出するなら木を、重厚感のある門まわりにするなら曲線も可能な鋳物がおすすめです。スタイリッシュさや機能性を重視するなら、アルミ製の門扉が最適でしょう。
フェンスや塀の役割と特徴
住まいを囲うフェンスや塀は、プライバシーを確保するとともに、防犯としての役割もあります。建物を塀などで完全に囲うスタイルは「クローズスタイル」と呼ばれ、セキュリティ面でメリットがあります。反面、圧迫感や閉鎖的なイメージを与えるため、最近では「セミクローズスタイル」も人気です。
塀などで仕切らないオープンスタイルと、セキュリティ面に優れたクローズスタイルの良いところを併せ持つセミクローズスタイルは、門まわりに低めの塀やフェンスを設置して視線を遮りプライバシーを確保します。
その他の門まわりの要素
門まわりを構成するその他の要素は、ポストや宅配ボックス、門灯、インターホンなどです。ポストや宅配ボックス、インターホンは、デザイン性や機能性だけでなく、使いやすい取り付け位置も工夫しましょう。特にポストは、投函はもちろん取り出しやすさが重要なポイントになります。家族の身長や門まわりのつくりに合わせて、ベストな高さを設定しましょう。
まとめ
門まわりの重要な役割は、プライバシーの確保です。そのため、塀やフェンスを設置するだけでなく、門と玄関扉の位置を少しずらしたり高低差をつけたりと、さまざまな工夫が必要です。住まいの出入り口となる部分、あなたもぜひこだわってみてください。