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エクステリア・リフォームコラム

外構デザイン×セミクローズスタイル

2018.07.18更新

外構デザインは、家の印象を決める大切なポイントです。また、住む人の生活にも影響を与えるため、しっかりと計画したいですね。

今回は、外構デザインのなかでも比較的自由度の高い「セミクローズスタイル」に注目して、その特徴をご紹介します。

 

セミクローズスタイルとは?

セミクローズスタイルとは、オープンスタイルとクローズスタイルの中間にあたるスタイル。道路との境界を塀などで仕切らないオープンスタイルの開放感と、プライバシーの確保に優れたクローズタイプの良いところを組み合わせた外構デザインです。

植栽などで、程よく隙間をつくり視線は遮りながらも、出入りしやすいオープンな雰囲気が魅力です。

 

門扉の周辺に壁を

セミクローズスタイルは、門扉の周辺に低い塀を設けているのが特徴。人の出入りが多い玄関ドア周辺は、プライバシーを確保したい場所でもあります。

 

こちらのお宅のように、低い塀を交互に設けて目隠ししながらも、駐車スペースに繋がるエリアをオープンにすることで圧迫感を与えません。

 

塀を設ける以外にも、上手に植栽を取り入れれば優しい印象に。玄関ドアの高さほどの木などを植えればシンボルツリーとして成長を楽しめるとともに、目隠しとしても役立ちます。

 

駐車スペースはオープンに

建物を完全に囲うクローズスタイルとの違いは、駐車スペースのデザインです。駐車スペースは外構のなかでも広い面積を占めるため、オープンにすることで開放感のあるイメージに仕上がります。

また、車の出し入れがしやすいのもメリット。ゲートの開閉が面倒な方におすすめです。

 

セミクローズスタイルは、住まい全体を塀で囲わず程よい開放感があるため、近隣の方々との交流もスムーズ。駐車スペースを有効活用し、コミュニケーションの場としても役立ちそうです。

 

まとめ

玄関周りなど、必要な部分はセキュリティやプライバシーを守りながら、オープンな雰囲気も演出できるセミクローズスタイル。程よい開放感で周辺環境にも自然になじみ、近隣の方々とのコミュニケーションが取りやすいのもメリットです。

 

また、全て塀などで囲うクローズスタイルに比べ、施工費用が抑えられることも魅力。ぜひ、建物の雰囲気に合う外構デザインを検討してみてください。