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エクステリア・リフォームコラム

耐震補強リフォームを考えている人のための基礎知識

2016.12.01更新

みなさんの家の耐震性能は十分と言えるでしょうか。日本のあちこちで地震が発生し、ご自身の住んでいる地域でも楽観視できない状態が続いているでしょう。いざというときのために、ご自宅の耐震補強を考えている方も多いと思いますが、どのような点に注意すればよいのでしょうか。ここでは耐震補強リフォームを考えている人のための基礎知識についてご紹介します。

 

耐震リフォームとは

耐震リフォームとは、大きな地震が来ても家が倒壊しないように補強を行う工事のことを言います。1995年に発生した「阪神・淡路大震災」では多くの木造住宅が倒壊し、たくさんの命が失われました。また2011年に発生した「東日本大震災」においても、多くの建物が全半壊するなど、住宅の安全性について関心が高まっています。

その対策のひとつとして、耐震リフォームは、既存の住宅において、地震による倒壊を防ぐために補強を行います。補強方法はさまざまですが、壁や柱に補強金具を取り付ける場合や、壁にかすがいや補強材を取り付ける工事などが一般的です。

 

 

耐震リフォームを考えた方がよい住宅

耐震基準はその年代によって違いが生じています。1981年以前では「旧耐震基準」と呼ばれる基準で建てられており、震度5程度の地震には耐えられるようになっているものの、大地震に耐えるようにはなっていませんでした。1978年に発生した宮城県沖地震を受けて大幅に改正され、1981年に「新耐震基準」が作られました。新しい基準では震度6強や7クラスの地震が発生しても倒壊しないようになっています。

つまり、1981年以前に作られた住宅は、大地震に耐えることができない可能性が高く、耐震リフォームを検討した方がよいといえます。まずはご自身の家の建てられた年を確認してみてください。しかし、1981年以降に建てられた家であっても絶対安心というわけではないので、油断は禁物です。

このほか、例えば1階が車庫や広いスペースになっていて、壁が少ない家などは要注意と言えます。壁が少ないとそれだけ揺れを支えられるものがなくなってしまうため、地震による倒壊のリスクが高くなります。また、頭が重い建物ほど地震による揺れの影響も大きいので、家の作りによっては地震にとても弱いというケースも考えられます。是非サンキホームへご相談ください。

 

 

耐震リフォームの費用の目安

耐震リフォームにかかる費用の目安ですが、これは築年数や規模、工事内容によるため一概には言えません。簡単な補強工事であれば数十万円で済む場合もあれば、本格的な補強工事を行うと数百万円かかるケースもあります。日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の調査によれば平均約150万円となっていますので、おおまかな耐震リフォームの費用として頭に入れておくとよいでしょう。

 

 

耐震リフォームのポイント

耐震リフォームを行うにしても、まずはご自宅の耐震性能がどれくらいあるのかを調べてもらう必要があります。工事を行う前には耐震診断を行って、ご自宅にどれくらいの危険があり、どの程度の耐震補強が必要なのかサンキホームで正確な耐震診断、耐震補強工事ができます。

また、多くの自治体で耐震リフォームに伴う補助金を助成しています。上限や補助率などが決められていますが、場合によっては数十万から百万円近く補助してもらえるケースもあります。

地震は台風や大雨と違い、いつ来るかわからないことが最も恐ろしい災害です。上記を参考に耐震リフォームを検討し、地震による倒壊から命を守るようにしてください。

 

サンキホームのリフォーム施工事例では様々な施工実績を掲載していますので、どうぞご確認ください。