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エクステリア・リフォームコラム

理想の『駐車スペース』をつくる3つのポイント~住まいとの調和にも注目~

2018.05.15更新

駐車スペース(ガレージ)は、使いやすく安全であることが必須条件。大切な愛車を守るためにも、理想的なスペースをつくりたいものです。今回は、ただ停めるだけではない、住まいとの調和も配慮した、理想の駐車スペースをつくる3つのポイントをご紹介します。

 

ポイント1.適正な広さを確保する

 

駐車スペースの広さを決めるためには、以下のようにいくつかのポイントがあります。

 

・駐車する車の台数

・車のサイズ

・前面道路の幅と高低差

・荷物の出し入れに必要なスペース

・建物の位置

 

特に、前面道路の幅との兼ね合いは注意したいところ。例えば、前面道路が4mの場合駐車スペースの間口は最低でも3.5m、前面道路が5mの場合は3m必要です。十分な出し入れスペースを確保することで、安全に出し入れできます。

 

ポイント2.安全対策は必須条件

 

車の出し入れの時、安全を確保するためには、視界が良好であることも重要なポイントです。特に間口の広さを決める際には、車の駐車時は曲線的な動きをするため、「回転半径」を知るなど、十分なシミュレーションが必要。

 

こちらのお宅は、駐車スペースと前面道路の間に、外壁など遮るものがなく見通しの良いつくりにしています。外構の外側に駐車スペースをつくる「オープンタイプ」のため、荷物の積み下ろしがしやすく開放感のあるつくりが特長です。

 

ポイント3.車の防犯対策にも配慮を

 

大切な愛車は安心できるガレージに駐車したいもの。車の防犯を考えれば、車を包むように車庫をつくるガレージタイプや、車庫前にシャッターや扉の設置がおすすめです。多少圧迫感は出ますが、盗難や車への落書きなどいたずらを防止できます。

 

カーゲートは、跳ね上げタイプや引き戸タイプ、伸縮タイプなどさまざま。使いやすさやデザインを考慮し、お好みのものを選びましょう。

 

ポイント4.住まいとのデザインの調和

 

駐車スペースは、文字通り車を停めておく場所。しかし、それだけの役割にとどまらず、外構全体と調和した美しいスペースづくりにも注目されています。

 

こちらのお宅のように、庭の一部に駐車スペースを組み込んだ「ガーデンタイプ」は、庭と一体感のあるデザインが魅力。屋根がないため、雨天時の荷物の積み下ろしには注意が必要ですが、開放的な外構デザインで人気を集めています。植栽と組み合わせることで、潤いのある豊かなスペースにしあがります。

 

まとめ

駐車スペースは、現在使用している車だけでなく、将来的に購入する予定の車種サイズや台数なども考慮してつくることができればベストですね。家族構成やライフスタイルの変化に対応できる、理想的な駐車スペースをぜひつくってください。