持ち家のリフォームをスムーズに進めるための注意点
2016.12.01更新
ご自身の家をリフォームする場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。ついつい価格や見た目のサービスだけに気を取られてしまいますが、追加料金が発生したり、なかなか工事が進行せず、トラブルに発展するケースもありますので注意しなければなりません。ここでは持ち家のリフォームをスムーズに進めるための注意点について、ご紹介いたします。
追加工事が発生する可能性を考えておく
リフォームは新築工事とは違い、実際に解体してみないとわからない問題が多く発生します。例えば、工事中に内部の腐食が発覚してしまうと、新たに補強工事や追加工事が必要となり、当初見積もりをしていた代金とは別に費用が発生する可能性があります。リフォーム業者はその家の築年数や使用資材などをもとに現地調査を行い、できる限り追加料金が発生しないように予測を立てますが、ケースによっては想定外の状況も起こり得るため、追加工事が発生する可能性があることは頭の中に入れておきましょう。
打ち合わせは事前にしっかりと
リフォームを行う前の打ち合わせはとても大切です。いい加減に受け答えしてしまうと、後になって「こんなはずではなかった」となるケースも多くあります。
まず、工事範囲と料金についてはプランや内容をよく精査し、確認しておくようにしましょう。契約書だけでは、細かい部分について詳細に記されていない場合もありますので、サービス内容、工期、使う材料、追加料金などについて打ち合わせをしっかり行い、お互いに誤解のないように進めることが大切です。
住みながらのリフォームは生活スペースを確保しておく
リフォームの場所によっては、実生活に支障がでる場合があります。例えばキッチンであれば炊事ができなくなりますし、トイレやバスルームであれば、リフォーム中は使えなくなってしまいます。リフォーム中にもその家で生活するのであれば、使えない期間中の代用は準備しておくようにしてください。
例えばキッチン回りであれば、リフォーム中はスーパーやコンビニで食事を確保します。電子レンジや冷蔵庫があれば、保存や温め直しも容易です。バスルームの場合は、近くの銭湯などを利用するなどし、トイレの場合は仮設トイレを設置してもらえるケースもあるので確認してみましょう。リフォーム期間が長くなる場合は、ホテルに泊まったり、ウィークリーマンションなどを借りる方法もあります。
リフォームはまとめて行った方がお得
「今年はトイレだけにして、次回はキッチンとバスルームを……」とリフォームを何回かに分けて行おうと考えている方も多いと思いますが、ある程度リフォームはまとめて行った方がお得です。
例えば、外壁の塗り替えと屋根の工事などを行う際は、足場を組むことになります。足場を組むだけでも別料金が必要になりますので、外壁と屋根を同時にリフォームしてしまえば、足場を1回組むだけで済むことになります。
そのほか、キッチンとバス、トイレなど水回り関係も、水道の配管なども関係するため一度にリフォームすることで、工事料金の節約になると言えるでしょう。このように関連するリフォームをまとめて行うことで、何度も同じ場所を工事する手間がなくなり、結果としてリフォーム費用を抑えることができます。リフォーム業者でも、セットでまとめることで割引を行っていることもありますので、まずは相談してみるとよいでしょう。
リフォームには多額の費用がかかるため、できればトラブルなく進めたいものです。上記を参考にしっかりと検討、準備を行い、スムーズなリフォームができるようにしてください。
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