外構デザイン×クローズスタイルのメリット~プライバシーの確保に最適~
2018.04.13更新
庭の植栽や門がまえなど、住まいの顔となり潤いを与えるスペースが外構です。外構デザインは、住む人の個性を表すだけでなく暮らしやすさにも影響を与えます。
今回は、外構デザインのなかでも「クローズスタイル」に注目して、そのメリットやデメリット、施工事例をご紹介します。
メリット1:プライバシーが確保できる
クローズスタイルとは、建物を塀で完全に囲うタイプの外構デザインのこと。
塀でしっかりと囲まれているため、セキュリティ面に優れプライバシーも確保できます。こちらのお宅では、圧迫感が軽減するよう、塀と柵を組み合わせさらに道路側に花壇を設けて、ナチュラルで優しい雰囲気を醸し出しています。
デメリット:圧迫感があり閉鎖的なイメージになることも
クローズスタイルは、重厚感があり堂々たるデザインが魅力である一方、少し閉鎖的なイメージになることも。建物が塀で囲われているため、圧迫感が気になるかもしれません。
しかしこちらのお宅のように、塀と外壁の色をグリーンで合わせれば、優しい印象に仕上がります。色使いや植栽などで軽快さを表現すれば、クローズタイプでも現代的で心地良い外構が実現します。
圧迫感を軽減するならセミクローズタイプを
クローズタイプの圧迫感を軽減するなら、セミクローズタイプを選んでみてはいかがでしょうか?
駐車スペースはオープンにして、庭付近を低めの塀で囲えば、プライバシーの確保にも繋がりますので、おすすめです。
オープンスタイルとクローズスタイルの中間タイプ
セミクローズタイプは、セキュリティ面に優れたクローズタイプと開放的なオープンタイプの中間にあたるスタイルです。
こちらのお宅のように、門扉周辺を低い塀や柵で囲うことで、プライバシーの確保にも繋がります。かっちりと囲うのではなく、いくつかの塀が折り重なるように設置することで、モダンで軽快な外観が実現します。
まとめ
外構は、住まいが引き立つデザインを心がけたいもの。
そのうえで、セキュリティ面やプライバシーなども考慮すれば、理想のタイプが見つかります。また、外構は近隣環境へも影響するもの。近隣に馴染む色彩計画や外構計画を意識したいですね。ぜひ参考にしてみてください。