せっかくリフォームをするなら1部屋だけではなく他の部屋も!
2018.04.12更新
リフォームを行うと、利便性が向上するのはもちろん、住まいの見た目も新しく、美しくなります。ですが、住まいの一部分だけをリフォームした場合、リフォームしていない場所との見た目の違いが目立つようになってしまうのが問題…。
それを防ぐには、一部屋だけでなく、住まいの複数の部屋をまとめてリフォームするという方法がありますが、実際のリフォーム予算には限りがあるもの。
限られた予算の中で、できる限り効果的に複数の部屋をリフォームするために、リフォーム費用の目安を学んでおきましょう。
■リフォーム費用の目安
部屋ごとに、大まかなリフォーム費用の目安をご紹介します。
・リビング
リビングのリフォーム費用の目安は100万円です。
比較的多いのが、リビングと隣接する部屋との間の仕切りを壊して、リビングを拡張するリフォーム。ダイニングと直結したリビングダイニングをつくることも可能です。
・玄関まわり
玄関まわりは靴箱などの収納を拡張したり、シューズインクローゼットを新設したりするケースが多いです。玄関の空間そのものを拡張する場合、廊下など隣接するスペースをその分、削る必要も出てきます。
規模にもよりますが、玄関まわりのリフォームを行うときは、100万円程度の費用がかかることが多くなります。
・フルリノベーション
住まいを丸ごとリフォームする、フルリノベーションの費用は、マンションか一戸建てかによって変わってきます。
たとえば、60平方メートルの広さがあるマンションの場合、1平方メートルあたり10万~20万円の費用が必要です。一戸建ての場合は1,000万~2,000万円がフルリノベーションを行う際の費用の目安となります。
目安といっても金額の幅が大きいですが、備え付けの家具や照明も交換するか、柱や壁といった構造に関わる部分まで手を加えるかによって費用が大きく左右されるので注意しましょう。
・水まわり
キッチン、トイレ、バスルームといった水回りは、利便性の面からリフォームの対象になることが多い箇所です。キッチンおよびバスルームのリフォーム費用の目安は100万~200万円、トイレは50万~100万円程度となります。
■金額別のリフォーム事例
具体的に、どの程度の費用をかけたらどのレベルでリフォームが可能なのか気になっている方も多いことでしょう。
いくつか代表的なリフォーム事例をご紹介するので、各部屋のリフォームにどの程度の金額をかけるべきか、考える際の参考にしてください。
リビングやダイニング、居室といった生活のための部屋は、50万円程度で壁や床、天井など内装の張替えが可能です。和室を洋室にする、内装を自然素材に変更するなどデザインレベルのリフォームなら50万円程、壁や柱をなくして隣の部屋とつなげる間取り変更を伴うものなら100万円程度かかります。
キッチン、バスルームは100万程度の費用で、設備を最新のシステムキッチンやユニットバスに交換可能です。さらにハイグレードな設備にしたり、床材を滑りにくいものに変更したりする場合は200万円程度の費用がかかると考えてください。
トイレは、便座を最新のものに交換し、内装を張替える工事で30万円程度、タンクレストイレへの交換や、手すりを設置してのバリアフリー化を行う場合は50万円程度の費用が必要です。
■まとめ
今回ご紹介したリフォーム費用の目安は、あくまで参考値にすぎません。
しかし、具体的な金額が示されたことで、自分の望むリフォームの実現にどの程度の費用が必要なのかイメージしやすくなったのではないかと思います。より詳細な費用を見積りたい場合は、ぜひサンキホームにご相談ください。