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住宅の気密性が必要な理由

2022.10.29更新

「断熱性が重要なのはわかるけど、気密性を高める必要はあるの?」と思われている方も少なくないでしょう。気密性の高い家には、どんな利点があるのでしょうか。その利点は、以下の通りです。

 

室内の快適性を保てる

 

気密性の高い家とは、簡単にいうと「隙間の少ない家」ということ。室内の空気が漏れにくく、また外気も侵入しにくいため、快適な室内環境を効率的に作れます。

 

逆に気密性の低い家だと、部屋の空気が漏れ出たり隙間風が侵入したりするため、暖房や冷房を使ってもなかなか快適な空間にならず、エネルギー効率の悪い家といえます。

 

壁の中の結露を防ぎやすい

 

気密性が高い家だと、室内の湿気が外の空気に触れないため、結露が生じにくくなります。結露でカビやサビが生じ、住宅が劣化することも避けられますから、家が長持ちするといったメリットもあります。

 

断熱性能との相乗効果で快適な空間に

 

断熱材は、室内の温度を快適に保つものではありますが、外気の侵入を防ぐことはできません。気密性を高めることで、本来断熱材が持つ性能を発揮できるようになります。このように、断熱工事と気密工事は相乗効果を生むため、両方同時に実施するのがおすすめです。