天然芝を長く楽しむポイント
2022.10.10更新
天然芝を長く美しい状態に保つには、普段のお手入れが重要であることは言うまでもありません。とはいえ、どんなお手入れが必要なのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
長く楽しむために必要な手入れの方法を、いくつか紹介しましょう。
水やり
水やりの回数は、季節によって異なります。春や秋は3~4日に1回程度が良いといわれますが、夏場は1日に2回あげることもあります。
水やりの時間帯は午前中が良いとされ、夏場は朝と夕方にあげるのがポイント。気温が高い日中にあげると芝生が蒸れて、生育が悪くなる場合がありますから、注意しましょう。
肥料・目土
天然芝がよく育つ時期が、4~9月ごろ。この時期は、月1回を目安に肥料をあげます。また、生育の悪いところには目土をかけて成長を促します。
芝刈り
芝生の長さが20~25cmくらいになれば、芝刈りが必要です。これより長く伸びてから刈ると芝生が弱ってしまうことがあります。芝刈りは、こまめにやることが大切です。刈った芝生は、きれいに掃除しましょう。
エアレーション
エアレーションとは、土の通気性と透水性を良くする作業です。土の中の空気が少なくなると芝生が窒息したり、水を吸収しにくくなったりと弱ってしまいます。
年に1回、専用の器具で硬くなった土に穴を開けるエアレーションを行うことで、生育の良い環境をつくってあげましょう。古い根を切って根の伸長を促す作用もあるようです。