リフォームの保証
2022.09.15更新
リフォームに対する保証には、一般的に「工事保証」と「設備保証」の2つがあります。それぞれの保証内容について、確認しましょう。
工事保証
工事保証とは、施工会社がリフォームした箇所で工事に起因する不具合が生じた場合、施工会社が一定期間は保証するというものです。工事の瑕疵が認められたら、保証期間内は無償で修繕に応じてくれます。
なお、経年変化による不具合(反りや剥がれなど)、天災による破損は保証されません。
具体的な保証範囲や内容は施工会社によってさまざま、保証期間も1~10年程度と幅があります。
リフォームを依頼する際は、保証範囲や内容、期間などを細かく確認した上で契約することが大切です。質問に答えられない、曖昧な回答をする業者は、保証も期待できない可能性が高く、避けた方が無難でしょう。
設備保証
リフォーム後に取り付けた設備に不備が確認された場合、通常はメーカー保証で修理に応じてくれます。ただし、保証期間は1年程度、長くても5年くらいと短いのが一般的です。
そこで、施工会社が設備の故障などに対して独自に設けた保証制度が設備保証です。メーカー保証の延長と考えても良いでしょう。
設備のトラブル対応は、メーカーのサービススタッフが行います。その際にかかるスタッフの交通費(出張料)、修理作業に対する技術料、修理に必要な部品代について、保証期間内は原則かかりません。
保証年数は施工会社によって異なれば、設備によっても違います。また、保証内容はメーカー保証と同様で、消耗品や経年劣化する部品に関しては対象外となります。