ウッドデッキのお手入れ
2022.09.08更新
エクステリアを彩ったり活用の幅を広げたりと人気のウッドデッキですが、定期的にメンテナンスをしないと「ツヤがなくなった」「カビが生えた」といったトラブルが生じやすいところでもあります。
ウッドデッキの素材は、大きく「天然木」と「人工木」に分けられますが、お手入れの方法は若干異なります。
天然木のお手入れ
繊細な素材が特徴の天然木の場合、砂埃や泥などがひび割れ・腐敗の原因になることがあります。日常的に、ほうきで砂埃や泥を掃くようにしましょう。拭き掃除をする際は、固く絞った雑巾で木目に逆らわないことが大切です。
全体を水で洗うことも可能ですが、できるだけ天気の良い日を選びしっかり乾燥させるようにしましょう。乾きが不十分だと、カビやコケが増殖したり色落ちしたりすることもあります。
なお、使用する素材によってもお手入れ方法が異なることもあります。詳しくは、施工店に相談しましょう。
人工木のお手入れ
人工木は天然木よりも扱いは難しくないですが、手入れをしないと腐食や色落ちなどの原因になります。定期的にメンテナンスを行いましょう。
日常のお手入れは掃き掃除で十分。泥汚れには、水で濡らしたやわらかいブラシやモップで落とします。その際、木目に沿ってこするのがポイントです。素材によっては中性洗剤も使えますから、食べ物を落とした跡などの油汚れにもスポンジやモップなどで、きれいに落ちるでしょう。
なお、高圧洗浄は塗膜を痛めることもありますので、あまり使わないことをおすすめします。
1~2年おきに塗装も忘れずに
外の過酷な環境にあるウッドデッキは、紫外線による色あせなどにより経年劣化が生じます。とりわけ天然木は色あせが生じやすいため、年に一度を目安に塗り替えするようにしましょう。人工木も、最低でも2年には1回は再塗装が必要です。
塗料は、木材保護専用の塗料を用います。ハケで二度塗りすることにより、色ムラが目立たずきれいに塗装できます。