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「統一感」がポイント~おしゃれなエクステリア~

2022.08.29更新

エクステリアのカラーコーディネートでもっとも大切な要素は、「統一感」を意識することだといわれます。これは、ファッションやインテリアにも共通することです。同系色で統一したほうが落ち着いて生活できるエクステリアになりやすく、また街の雰囲気にも調和するといわれます。

 

逆に、「赤と緑」「オレンジと青」のように相反する色のバランスを無視したエクステリアは、変に目立って落ち着かないデザインになりやすいのです。そんなカラーコーディネートの失敗例を、いくつか紹介しましょう。

 

レンガを使ったカラーコーディネートの失敗例

 

エクステリアの素材として、よく使われる「レンガ」。高級感を演出する素材として重宝さられるほか、その暖色系の色から温かみを感じることも人気があります。

 

しかし、どんな家にもレンガが合うとは限りません。たとえば、外観が白で統一された家の塀をレンガで囲うと、赤い色が際立ち浮いてしまいます。赤は彩度の強い色ですから、シンプルな住まいに多用するとバランスが悪く見えるのです。

 

家の外壁が白なら、塀の色も白系に揃えることで、統一感が生まれ美しいエクステリアに魅せられます。

 

アプローチ階段のカラーコーディネートの失敗例

 

門柱から玄関までのあいだに高低差がある場合、白系のタイルでアプローチ階段を設けたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。白は膨張色ともいわれ、広く見せる視覚的効果があるとされます。そのため、アプローチ階段には白系のタイルが使われることが多いのです。

 

しかし、外壁や塀に彩度の強い色を使った家だと、白い階段が変に目立ちバランスの悪いエクステリアに見えることがあります。この場合も、まわりの配色と同系色のタイルにすることで、調和の取れたカラーコーディネートに仕上がるのです。