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外壁材や外置きの機器類にも塩害対策を

2022.08.19更新

エクステリアだけでなく、建物本体にも塩害や飛砂対策を講じることが大切です。リフォームをされる場合には、塩害に強い外壁材や塗料を使用するなど、建物の寿命を延ばす工夫も、おさえておきたいポイントです。

 

塩害に強い外壁材とは

 

外壁に用いる素材のなかで塩害に強いといわれるのが、ガルバリウム鋼板です。表面に亜鉛やアルミなどさびにくい素材で加工されているため、海沿いの地域でよく使われています。外観もシャープでオシャレになるというのも、ガルバリウム鋼板の魅力でしょう。

 

ほかにも、樹脂サイティングも塩害に強いとされる素材で人気があります。塩化ビニル樹脂でできているため、さびや腐敗の心配も不要ですし、耐火性や耐久性も高く、メンテナンスコストを抑えられるというメリットもあります。

 

塗料も塩害に強い製品を使う

 

外壁や屋根に使用する塗料も、塩害に強い商品を選びましょう。たとえば、フッ素系塗料やアクリルシリコン樹脂系塗料などは、塩害に強いといわれます。また、外壁の潮や砂を雨で洗い流してくれる無機塗料も、塩害や飛砂対策に有効です。