リフォーム前に住宅診断を実施するメリット
2022.08.13更新
リフォームやリノベーションを検討されている方が、住宅診断サービスを利用することにより、「予算オーバーを防ぎやすい」「希望のリフォームができるか判断しやすい」といったメリットが享受されます。
予算オーバーを防ぎやすい
住宅診断では、建物の劣化状態や不具合を調査するだけでなく、リフォームやリノベーションをする際に補修すべき箇所も把握できます。これによって、リフォーム工事を始めてから修繕箇所が判明するといったトラブルや、追加費用がかかるといったケースも未然に防げ、予算オーバーを防ぐことにつながります。
また、住宅診断士は修繕費用の目安などの知識も持っているため、適正な工事費用でリフォーム・リノベーションを実行することにも寄与するでしょう。診断結果を見て、建て替えた方が良いかという判断もしやすくなります。
希望のリフォームができるか判断しやすい
現状の住まいの状態から、希望するリフォームプランが実現できるかという点も、住宅診断で把握できます。たとえば、床下が腐食したりシロアリ被害があったりすれば、基礎から建て直す必要があるため、リフォームだけでは対応できません。
住宅診断の結果をもとにリフォーム会社とプランニングしていくことで、実現可能なリフォームの提案を受けられるようになるでしょう。住宅診断士も住まいのプロとして、「どこに、どれくらいのコストをかけると良いか」など、リフォームプランの相談に乗ってくれることもあるようです。