住まいの健康状態を把握する
2022.08.12更新
住宅診断を簡単にいうと、既存住宅の現状を検査するサービスのことで、いわば「家の健康診断」といえます。
診断してくれるのは、「住宅診断士(ホームインスペクター)」という資格を持った専門家。資格試験をパスした人だけに与えられる民間の資格です。この専門家が、建物の外観や室内、屋根裏や床下などを隈なくチェックし、修理が必要な箇所や修繕方法、それにかかるおおまかな費用を、中立公正な立場でアドバイスしてくれます。
リフォームだけでなく、新築や中古住宅の売買契約時にも利用されるサービスで、欠陥住宅の購入リスクを避けたり、資産価値を高めたりすることを目的に活用されています。
利用料は検査項目などによって異なり、通常の目視診断であれば5~7万円くらいが相場で、機材を使用して詳細に診断する場合は10万円以上かかります。