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カーポートの種類

2022.07.28更新

一般的なカーポートの形は、柱で屋根を支える簡易的な造りになっています。ガレージとは異なり、車の横や後ろに壁がないため、乗り降りや荷物の積み降ろしがしやすい点が特徴です。

 

多様な形状のあるカーポートですが、柱の位置や支え方でわけると「片側支持」「両方支持」「後方支持」などのタイプがあります。どのタイプを選ぶかは、敷地の広さや利用状況などにより変わってきます。

 

片側支持のカーポート

 

正面から見て、左右のどちらか一方に柱を設置するタイプ。敷地が狭い土地でも設置でき、車の出し入れもしやすいのが特徴です。2台の車を並べて駐車する場合、真ん中に柱を立て両サイドに屋根を設けるスタイル(Y合掌)もあります。なお、柱の数が少ないため安定性に欠け、地盤状態などによっては設置費用がかかることもあります。

 

両方支持のカーポート

 

正面から見て、左右のどちらにも柱があるタイプです。その形状から「M合掌」ともよばれます。両サイドに柱があるため安定性に優れており、土地に余裕があって2台以上の車を並列に駐車したいときに適しています。

 

後方支持のカーポート

 

片側支持の柱を、家側(接道の反対側)に設けたタイプです。左右に柱がないため駐車しやすく、また土地の制約も少ないことから、最近の家ではこのタイプが人気です。ただし、基礎工事が複雑なため設置費用がかかるという一面もあります。