ビルトインガレージ②
2022.07.23更新
ビルトインガレージは車が好きな方、とりわけ男性が愛車のメンテナンスに没頭する趣味の空間というイメージがありますが、最近では女性や車を運転しない方でも求める声が多くなっているように感じます。それは、「ビルトインガレージも居住空間の一つ」という考え方が浸透してきたからかもしれません。
愛車の横で日曜大工を楽しむ方、ソファやテーブルを置いてもう一つのリビングとして使われる方、アウトドア用品などの保管スペースとしている方など、ビルトインガレージの活用方法は多種多様です。
また、雨の日のショッピングに便利という一面もビルトインガレージならではのメリット。ガレージからパントリー、そしてキッチンへと動線を工夫すれば、家事のしやすい快適な空間を実現することも可能です。
ここで、ビルトインガレージのある暮らしを、もう少し具体的にイメージしてみましょう。
男の隠れ家として趣味の空間にするケース
愛車やバイクのほか、壁に収納棚を設けてプラモデルやフィギュアコレクションなどを収める「趣味のスペース」として活用する方法。インドア派の方に人気があり、別途趣味の部屋を設ける必要がなく、敷地の有効活用にもつながります。
「車を眺めていたいけど、空間は分けたい」という方なら、ガレージの隣に書斎を設け、仕切り壁に大きなガラスを設置するという方法もあります。これなら、屋内からいつでも愛車を眺められ、豊かな暮らしに近づけることでしょう。
アウトドア好きの家族で使うケース
マウンテンバイクやサーフボード、フィッシングやキャンプ道具などを格納するスペースとして活用するケース。アウトドア派の方には「ガレージハウス」という使い方が人気です。これらのアイテムをガレージの壁に吊るして、オシャレなインテリア空間のように彩るビルトインガレージもあります。
家庭菜園やガーデニングを楽しみたいという方なら、ガーデニング用品や農機具を格納してもよいでしょう。作業後の着替えもガレージ内で行えば、家の中を汚す心配もありません。