適材適所に収納を
2022.06.16更新
モノを厳選してシンプルに暮らすことを目指すなら、収納は多ければ多いほど良いというわけではありません。
ただ、必要な場所に必要な容量の収納があることは暮らしやすさに繋がります。
例えば、生活空間にできるだけモノを置きたくないなら小屋裏や小上がりスペースの下を使って大容量の収納を備えてみてはいかがでしょうか。
旅行用のカバンや趣味の道具、アルバム、季節物などは、必要な時に取り出しやすければ普段は生活空間の近くになくても困らないもの。
デッドスペースを上手に収納にまわして、ゆとりのある空間づくりをすれば、友人やお孫さんなど来客にもあわてず余裕で受け入れられますね。
また、キッチンの近くに食品や調理器具を収納できるパントリーがあると便利。
お米や水など重たいものは宅配を使ってまとめ買い、という方も大容量のパントリーがあれば安心です。
また、安全で使いやすい収納を目指すなら、配置にも気を配りたいところ。
高い吊戸棚は卒業して、出し入れしやすい場所によく使う道具をまとめた収納がおすすめです。
具体的には、目の高さから腰の位置くらいに収納をつくれば、身体への負担が少ないと言われています。
踏み台に上がってモノを収納しなければならない場所をなくし、安全に使える範囲に収納を増やすと暮らしやすさにも繋がります。
転倒やケガを減らすため、ぜひ検討したいところです。