インテリアに合う素材や色選び
2022.06.04更新
・人気の家具素材は?
木製家具の素材として人気なのは、木目の美しさと光沢が際立つナラ材、加工性の高いスギ材、独特の癒される芳香が魅力のヒノキ材などです。
また、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出すにはウォールナットを。
ウォールナットは高級材として古くから家具に使用されている人気の素材で、重厚感のある空間づくりが叶います。
ぜひ、好みの木目や色、香りなど家具の素材にもこだわってみてはいかがでしょうか。
・色合わせにもこだわって
インテリアづくりで大切な要素のひとつが「色合わせ」です。
家具選びにおいても、インテリアに合う素材や色選びを意識すると理想の空間に近づきます。
例えば、お部屋を明るいイメージにしたいなら暖かさを感じさせる暖色系、クールなイメージにしたいなら涼やかな寒色系、またシャープでスタイリッシュな印象に仕上げるならモノトーンでまとめるアイデアもあります。
インテリア全体のカラーコーディネートを意識しながら、家具の色を選びたいですね。
幅広い世代に人気の木製家具は、ナチュラル感のあるファブリックアイテムともよく合います。
家具にプラスして、クッションやランチョンマットなどで好みのファブリックを取り入れてみると一層素敵なインテリアに。
空間のアクセントに色を取り入れることで、楽しい空間づくりが叶います。
色は、感じるお温度やイメージもさまざま。あなたも、上手に色を取り入れて住まいを楽しく演出してみてはいかがでしょうか。
・色選びのコツは?
色には、色みのある「有彩色」と白・黒・グレーのように色みのない「無彩色」があります。有彩色は基本的には、以下のように3つの系統があります。
家具やインテリアを選ぶ時の参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.暖色系
赤、橙などあたたかみを感じさせる色。
2.寒色系
水色、青など冷たさを感じさせる色。
3.中間色系
紫、緑など冷たくもあたたかくも感じさせず、はっきりとしない色。
例えば家族団らんを過ごすダイニングには温かみを感じさせる暖色系を、集中したい、落ち着いた印象に仕上げたい書斎や寝室には寒色系を選ぶのがおすすめです。
好みだけではなく色の持つ性質を上手に活用して色選びしたいですね。
・色決めは広い場所から順に
空間の色決めをする時、壁や天井、床など面積の広い部分から順に進めていくと良いと言われています。まずは、全体の7割を占めるベースカラー、次に2割を占めるサブカラー、最後に1割を占めるアクセントカラーの順に選ぶことで、バランスよく仕上がりますよ。
家具を購入する前に試してみよう
インテリアショップに足を運んだ時、一目で気に入ってしまった家具も、自宅に置いてみると意外に合わないことがあります。
また、実際に使ってみると使い勝手が良くなかったという失敗も…。
そうならないためにも、家具を購入する前に納得がいくまで試してみるのは大切なことです。
例えばソファなら、家にいる時のように家族で座ったり横になったりしてくつろいでみる、ダイニングテーブルなら、家族で決めている位置に座って食事をしているように動いてみるなど。
実際に使ってみることで、暮らしになじむかどうか体感できるはずです。