バリアフリーリフォームの主な内容
2022.03.28更新
家のバリアフリー化は、①行動を妨げる障害をなくす、②動きをサポートする工夫を加える、③気温差をなくす(ヒートショック対策)、この3つのポイントを意識して考えていきましょう。
1:障害をなくす
玄関先やエントランスのスロープ設置
室内ドアを吊戸にしてレールなどの段差をなくす
段差にミニスロープを付ける(または、床の高さを全て同じにする)
屋内通路の幅を広げる(車椅子対応)
玄関ドアを車椅子の入れるサイズに変える(親子ドアなど)
2:動きをサポートする
階段や廊下に手すりをつける
すべりにくい床材にする
階段の踏み面にすべり止めをつける(または階段をかけかえてゆるい勾配にする)
建具の取手を握りやすい形に変える
玄関先に座れる場所を作る
浴室の改良(手すりの設置、すべりにくい床への変更、非常用コールの設置、入り口を引戸にする)
トイレの改良(手すりや非常用コールの設置、足腰に負担の少ない洋式への変更)
3:気温差をなくす(ヒートショック対策)
セントラルヒーティング(または建物全体の断熱工事をする)
床暖房
在来のタイル貼りの浴室から断熱のしっかりしたユニットバスにする
暖房機能付きトイレ