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防犯対策を強化!①

2021.10.19更新

住まいのリフォームは、見た目を新しく美しくするばかりでなく、機能を補うという大切な働きを持っています。特に、家族の安全と財産を守る上で忘れてはならないのが「防犯対策」です。

 

警察庁の調べによると、空き巣のおよそ6割は窓から、残る4割は出入り口から侵入するとされています。そこで今回は、玄関よりも人目につきにくい勝手口と窓について、リフォームでどのような防犯対策が可能なのかご紹介しましょう。

 

勝手口の防犯対策

空き巣が勝手口から侵入を試みる場合の手口は大きく分けて2つあります。

 

一つは、鍵穴に特殊な器具を挿入して解錠する「ピッキング」、もう一つは、穴を開けて室内に工具を入れ、内側のつまみ(サムターン)を解錠する「サムターン回し」です。

 

これらに備えるためには、「鍵をピッキングに強く、複製もしづらいディンプルキーに変更する」、「サムターンにカバーを付ける、またはサムターン回し対策が施されたものに変更する」といった方法が考えられます。

 

さらに、「勝手口のドア自体をピッキングやこじ開けに強い構造のものに交換する」、「周囲にセンサーライトを取り付け、侵入者に無言の警告を与える」といった方法も有効です。