ヒートショック
2021.11.08更新
■ヒートショックとは
ヒートショックとは、温度差の激しい場所を行き来することによって生じる健康被害のことです。
たとえば、暖かい場所から寒い場所に移動すると、血圧が急激に上昇します。この血圧の急変によって失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞といった症状が引き起こされ、最悪の場合亡くなってしまうケースも。
■ヒートショックの原因
室内の暖かい部屋と寒い部屋の温度差が最も激しくなるのは、寒い冬の季節です。
リビングや寝室など、普段使う部屋は暖房を入れるため暖かくなり、逆にバスルームやトイレなど一時的に使用する場所はほかの季節よりも寒くなるため、ヒートショックが発生しやすくなるので注意しましょう。
■ヒートショックによる事故を防ぐためには
ヒートショックを防ぐためには、室内の断熱リフォームを行うのが有効です。
住まいの断熱性が高まれば、部屋ごとの温度差も自ずと少なくなり、血圧の急激な変化も起こりにくくなります。