中古マンション+リノベーションのデメリット
2021.12.16更新
中古マンションのリノベーションには、次のようなデメリットもあるので注意してください。
・リノベーションできない場所もある
基本的に、中古マンションでリノベーション可能なのは、部屋の内部となる専有部分だけです。玄関やバルコニーやサッシといった外部と接する共用部分は、リノベーションできないので気をつけてください。また、自由に間取りを動かせない部分もあります。
そして、共用部分に加えて、マンション全体の構造に関わる部分も同じように、リノベーションすることはできません。具体的には、上下水道につながる配管や外壁部分などが挙げられます。
・ローンの金利が高い
マンションを購入する際、多くの方は住宅ローンを利用することと思いますが、リノベーションの工事費用は住宅ローンの対象に含まれないので注意してください。
別途資金を用意するか、住宅ローンに加えてリフォームローンを組む必要があります。
例えば、メガバンクの場合、住宅ローンの金利は0.8~1%程度ですがリフォームローンの金利は3~4%となります。このように、リノベーションを行うとローンの金利負担が増えるということを忘れないようにしましょう。