子育てしやすい間取り⑥
2022.01.28更新
「ファミリークローゼット」で家事が効率アップ
子育て世代のご家庭では、収納不足に悩まされることもしばしば。
増え続けるおもちゃや衣類、学用品などの収納対策は、暮らしやすくすっきりとした住まいを保つために必須です。
以前は、それぞれの個室に収納を備えるタイプの住まいが多く見られましたが、最近では家族の衣類や持ち物を集約する「ファミリークローゼット」というアイデアも注目されています。
例えば、家族の衣類を一箇所に集めておけば、洗濯から収納までが格段に効率アップ。衣替えも一度に済ませられるため便利です。
クローゼットをつくれない場合は、あまり使われていない和室などをまるごとファミリークローゼットとして使うアイデアも。
ハンガーバーを複数設置するなど、工夫次第で大容量の収納をつくることができます。
また、リビングの壁面に大容量の収納があれば、家具を増やさず広々とした空間を確保できます。
本や雑貨、お子さんのおもちゃや絵本、学用品などもすっきりとまとまりますよ。
造作棚を設置すれば、地震時に倒れる心配がないのも嬉しいところ。
中に収めているモノが落下しないよう上部に重たいものを収納しない、落下防止対策をすることは忘れずに。