健康状態・病気の改善
2021.04.30更新
あるデータの一部ですが、省エネ性能が高い住宅に住む前と住んだ後でどのぐらい健康状態が改善したかというデータになります。
慶応義塾大学で住宅健康調査をしている第一人者の伊香賀俊治先生のデータを引用しています。
高性能住宅に住むことによって、アレルギー性鼻炎、アレルギー結膜炎、アトピー性皮膚炎なども症状が軽減したり、関節炎や肺炎、糖尿病なども軽減したり改善されるという調査結果になります。
理由として挙げられているのは、一番は「体へのストレスが軽減されたから」だと言われています。室内の住環境の温度差がなくなることによって、体へのストレスが軽減され、病気になる確率が下がったり、病気が改善したりするのです。
住宅と健康は、密接に関わっているとデータにも出ているので、国としても対策をするしかありません。今後、日本は少子高齢化でお年寄りが増え、医療費増大が予想されます。そうすると、「住宅」と「健康」は密接に関わっているので、そこにも手を打つわけです。